
Pythonで業務を自動化していると、必ず一度はぶつかる壁があります。
それがこれ👇
Excelの表を、そのままOutlookの本文に貼り付けたい
しかも Ctrl + V した時と同じ見た目で
私もまさにこの問題にハマりました😇
罫線、色、非表示列、表示形式……
全部そのまま貼りたいのに、なぜか文字列になる。
しかも
- 任意の文章の途中に差し込みたい
- 可能なら画像としても貼りたい
……欲張りフルコースです🍱
今回は、**実際に試して分かった「できること・できないこと・現実的な対策」**をまとめます。
結論:Excelの表は「そのまま」は貼れない🚫
まず大前提として知っておくべきことがあります。
Outlookの本文は2種類しかない
Outlookメール本文は、内部的には次のどちらかです。
- 📝 プレーンテキスト
- 🌐 HTMLメール
Excelの「セル」という概念は、
どちらにも存在しません。
つまり👇
Excelの表を、Excelの表のままメールに貼ることは不可能
これは仕様です。
Pythonが悪いわけでも、Outlookが意地悪なわけでもありません😌
Ctrl + V で貼れる表の正体は何?🤔
「でも手動で Ctrl + V すると表になるじゃん?」
私もここが一番モヤっとしました。
正体は「HTMLテーブル」🧩
Excel → コピー → Outlook貼り付け
この流れで起きていることは実はこれ👇
- Excelが
HTML形式のテーブル をクリップボードに展開 - Outlookが
HTMLメールとしてそれを解釈して表示
つまり
✅ HTMLとして再現できる範囲の見た目だけ が表示されている
という状態です。
なぜPythonだと文字列になるのか💥
Pythonでよくある失敗がこれ👇
mail.Body = "Excelの内容"
これ、完全にプレーンテキスト扱いです。
その結果👇
- 罫線 ❌
- 色 ❌
- 表構造 ❌
- 改行すら怪しい ❌
そりゃ文字列になります😇
対策①:HTMLテーブルとして貼り付ける(王道)🏆
一番現実的で安定する方法
Excel → HTML → Outlook本文
この流れをPythonで再現します。
ポイント
mail.HTMLBodyを使う- 表は
<table>タグで作る - 貼り付け位置は HTML文字列の途中
イメージ
<p>ここは文章</p>
<table border="1">
<tr>
<th>項目</th>
<th>値</th>
</tr>
<tr>
<td>A</td>
<td>100</td>
</tr>
</table>
<p>ここも文章</p>
✔ 任意の位置に差し込み可能
✔ 表として表示される
⚠ Excelと完全一致は無理(Outlook制限あり)
対策②:Excel表を「画像」にして貼る📸(最強)
正直に言います。
「Ctrl + V と同じ見た目」に最も近いのは画像です。
なぜ画像が強いのか
- 非表示列も反映できる
- 書式・色・罫線そのまま
- Outlookの制限を受けない
方法の流れ
- Excelで表範囲を画像としてコピー
- Pythonで画像保存(PNGなど)
- Outlook本文に画像を埋め込み
✔ 見た目100点
✔ 社内報告・定型メールに最適
⚠ データとしての再利用は不可
対策③:HTML+画像のハイブリッド✨
私が最終的に落ち着いた構成がこれ👇
- 🔹 要約・数値 → HTMLテーブル
- 🔹 詳細・見た目重視 → 画像
こうすると👇
- 読みやすい
- 崩れない
- どの環境でも同じ見た目
実務ではかなり安定します👍
「Excelの表は貼れない」は半分正解、半分間違い⚠️
よく言われるこの言葉👇
Excelの表はメールに貼れない
これは
❌ 完全再現は不可
⭕ HTML or 画像なら可能
が正解です。
**「どう見せたいか」**を先に決めるのが超重要です💡
まとめ📌
✔ Excelのセル構造はメールに存在しない
✔ Ctrl + V の正体は HTMLテーブル
✔ Pythonでは HTMLBody を使う
✔ 見た目最優先なら画像が最強
✔ 実務では HTML+画像が安定


コメント