
Linux環境でHDDのクローン化作業をしていたとき、
正直「これは詰んだかも…😇」と思った経験があります。
コピーやクローンをしようとしても、なぜかうまくいかない。
エラーが出たり、コピーできたように見えても起動しなかったり…。
最初は、
- 📛 コピーガードがかかっている?
- 🔒 プロテクトされている?
- ⏰ 起動ファイルがRTC(時刻)管理してる?
と、完全に迷走していました。
🤔 「日付を過去に戻せばいい?」という勘違い
特に悩んだのがここです。
起動ファイルがRTC(リアルタイムクロック)を見ているように見えたため、
「システムの日付を過去に戻せばクローンできるのでは?」
と考えました。
しかし実際には、
- 起動関連のファイルが大量にある
- どれがチェックしているのか分からない
- 現実的に全部追うのは不可能
という状態で、早々に断念しました 😵💫
❗ 真因は「コピー方法」が間違っていた
結論から言うと、
コピーガードやRTCは原因ではありませんでした。
原因はシンプルで、
👉 ファイル単位でコピーしようとしていたこと
これが最大の落とし穴でした。
Linuxのシステムディスクには、
- 🧠 ブートローダ(MBR / GPT / EFI)
- 🕳️ 隠しパーティション
- ⚙️ ファイルとして見えない管理情報
- 🗂️ ファイルシステム構造そのもの
といった要素が含まれています。
つまり、
📁 普通のコピー=不完全なコピー
というわけです。
✅ 解決策①:GPartedでパーティションごとコピー✨
まず試して「これは分かりやすい!」と感じたのが GParted です。
🖥️ GPartedとは?
Linux用のディスク管理ツールで、
パーティション構成をGUIで確認・操作できます。
- マウス操作で直感的
- パーティション単位でコピー可能
- USB起動できる GParted Live もあり
🔄 実際にやった手順
- GParted Live をUSBで起動
- コピー元HDDを選択
- パーティションを右クリック →「コピー」
- コピー先HDDへ「貼り付け」
- 適用して完了 🎉
これだけで、
起動情報を含めたHDDクローンが完成しました。
ddよりも安全で、精神的にもかなり楽でした 😌
🔗 GParted公式サイト
https://gparted.org/
✅ 解決策②:dd / ddrescueで丸ごと完全コピー💪
より確実なのが、
ブロックレベルでのコピーです。
🧨 dd(完全コピー)
dd if=/dev/sdX of=/dev/sdY bs=64K status=progress
- HDDを先頭から末尾まで丸ごとコピー
- コピーガードやRTCは一切関係なし
- ただし、指定ミス=即データ消失⚠️
🛟 ddrescue(不良セクタ対策あり)
ddrescue /dev/sdX /dev/sdY logfile
- エラーがあっても継続コピー
- 古いHDDや劣化ディスクに最適
📌 必ずUSB起動Linuxで実行するのがポイント
(コピー元がマウントされていると失敗します)
⏰ RTC管理は気にしなくていい?
私の結論です👇
❌ クローン作成段階では気にしなくてOK
RTCやライセンスチェックが影響するのは
「クローン後に起動したあと」の話。
まずは、
1️⃣ 正しくクローンを作る
2️⃣ 起動後に問題が出たら対処する
この順番が正解でした 👍
📝 まとめ✨
- 😵 コピーできない原因は「コピー方法」
- 📂 ファイルコピーではなくディスクコピーが必要
- 🖱️ 初心者向け → GParted
- 💣 確実性重視 → dd / ddrescue
- ⏰ RTCやコピーガードは後回しでOK
同じところで悩んでいる人の参考になれば嬉しいです 😊


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